いちごの花が咲いた


このところの陽気でいちごの花が咲き始めた。昨年秋に植え替えたところのいちごもしっかり成長している。なかなか強いものだ。


この前の日曜日は、予定通りジャガイモを植え、グリーピースの支柱をした。お隣からもらったネギの苗を見よう見まねで植えた。今年の八十八夜は、5月1日ということだが、これを前後して、野菜類の苗の植え付けが始まる。このあたりは、サラリーマンのお家でも、もともとは農家で土地があり、どこの家でも野菜を作っている。輸入食材が問題になっている今、自家製の安心・安全な食料を確保できるのは、とても幸せなことだ。


よく言われる日本の食料自給率が39%。これはカロリーベースだそうで、飼料を含む穀物自給率は27%ということ。都道府県別では北海道は195%でダントツだが、意外と知られていないのが、長野県は、なんと53%なのです。低いと思いませんか。ちなみに隣の新潟県は99%です。


以前は、農家に補助金ばかり出してたら農業がダメになる、と思ったこともあった。フランスのように国をあげて農業を保護している国もある。食べ物を身近なところで安心して調達できることは、人間の根幹に関わることのように思える。農業に従事する人がとにかく高齢化している。


とまあ、深刻なこともあるが、とにかく安心しておいしく食べることができるのが一番なのだ。いつもご近所から新鮮な野菜をいただくことに感謝し、我が家の畑にもたくさんジャガイモできますように・・・。