我が家だけ・・黄色いタンポポ



みなさんご承知のように、今さくらの満開とともに、タンポポもこの時期、いっせいに咲き始める。とはいえ、畑の雑草としてあまり喜ばれないタンポポは、我が家の周辺の家にはほとんど見られないような気がする。きっと、雑草の生えるのを嫌うみなさんは、家屋の周辺に除草剤をまいたり、草取りを丁寧に行って、タンポポの生えるのを防いでいるのだろう。


それにしても、除草剤などいっさい使わず、ほとんど手を入れていない我が家の庭やその周辺は、黄色いタンポポが、勢い良く成長して勢力を伸ばしている。春から雪が降り始める頃まで次から次と花をつける生命力に感心するほど。


アップした写真も、西洋タンポポで、繁殖力の強さで日本中を埋め尽くしているそう。
先日、ふとしたことから、ご近所さんで、日本固有の白いタンポポを育て増やしている方がいることがわかった。このブログを始めるきっかけにもなった白いタンポポ、以前広島の田舎から掘ってきて植えたが、いつの間にかいなくなった。こんど少しいただければ、白いタンポポを我が家の庭でも増やしたいと思う。



ところで・・・・
長野市内で行われるオリンピックの聖火リレーのことが話題に連日話題に上っている。アメリカのように、過剰な警備で、何のためのリレーなのかわからないようなものもある。先日、田舎のおばあちゃんが、「長野の時は前のほうで見ないようにしなよ。」と心配して電話で言っていた。特に、見学に行くつもりもなかったので、笑って終わったが、世界の注目がこんな形で集まるというのもなんとも皮肉だ。


実は、チベット出身の奥さんを持つ友人がいて、少し身近に感じている。インドで知り合って結婚したのだが、インドと日本を行き来するのにいろいろたいへんだった話を聞いたことがある。普段疎遠にしているのだが、どんな気持ちでいるのだろうか。いずれにしても、情報を統制して、強権力で押さえつける政治は続かない。オリンピックは成功してほしいが、日本政府は、世界的な視野に立って中国政府に対し明確な態度を表明するべきだと思うのだが。